患者に選択させよう

強要してはいけない
がん治療の中には、痛みを伴うものもあります。
患者は、その治療を嫌だと思うかもしれません。
その際は患者の意見を尊重して、別の治療方法に切り替えてください。
この方法が最も効果があるからと、無理に治療を受けさせるのはいけない行為です。
決定権は患者にあることを忘れないことが重要だと、実際に患者を支えてきた人が言っています。
治療を受けてみないと、どの程度の痛みを感じるのかわからないでしょう。
患者が嫌だと感じたら、もうそこで終了にしてください。
患者に、我慢させないことが大事です。
その旨を事前に、患者本人にも伝えておきましょう。
嫌なことはきちんと言葉にして伝えるよう言っていれば、ふさわしい治療を選択しやすくなります。
特徴を伝えてみよう
具体的に治療方法の説明をすると、患者が理解できるので自分で方法を選択できるかもしれません。
調べたことを、わかりやすく患者に伝えましょう。
医師からも治療に関する説明がされます。
しかし専門用語などが使われるので、少し難しいかもしれません。
前もって医師に聞いて、わからない部分の説明をさらに求めると良いですね。
そして噛み砕いた内容を患者に伝えると、スムーズに説明が伝わります。
情報がない状態で治療方法を選択するように言われても、患者はどれを選べば良いのかわからず悩みます。
積極的に、患者とコミュニケーションをとることも家族にできることです。
医師には言えないことも、家族には言えるでしょう。
患者から聞いたことを、そっと医師に伝えてあげてください。